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唐仁原洋介:英国に大打撃か HSBCの本社移転も

こんにちは。株式会社プレミアバンクの唐仁原です。先週は「英国のEU離脱が確定。」という大きなニュースが出ましたね。弊社と取引のあるHSBC(香港上海銀行)も、英国がEU離脱とともにEU単独市場へのアクセスを失った場合、1万件の雇用口を現在の本拠地であるロンドンからパリに移動させる意向を表明しました。

その他にもこれまで各銀行が明らかにした英EU離脱が決まった場合の計画は以下の通りです。

●JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者は今月、離脱なら英国内の従業員1万6000人の4分の1を欧州大陸に移さなければならないだろうと発言。

●HSBCホールディングスは本部を英国内に維持するとしても、ロンドンの投資銀行部門従業員5000人のうち1000人をパリに移す必要があるかもしれないとしている。

●ドイツ銀行のジョン・クライアンCEOは5月31日の会議で、ロンドン経由で行われているユーロ圏の取引を中心に業務がロンドンから離れていくだろうと発言。

●シティグループは行員に対し、離脱ならば業務をEU域内全体に「リバランス」する必要があるだろうと警告。

●モルガン・スタンレーはケレハー社長が今週、離脱ならば欧州本社をダブリンかフランクフルトに移す可能性があると発言。事情に詳しい関係者が今月述べたところによると、英国内従業員数の6分の1にあたる約1000人を他の国に異動させることもあり得る。

●ゴールドマン・サックス・グループは離脱ならば一部のオフィスを欧州大陸に移す見込み。

●INGグループはハマーズCEOが、恐らく他の大手銀行に追随してロンドンの人員数を減らすだろうと発言。

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英国は国内総生産(GDP)の約1割を金融業に頼るという国です。上記のような各銀行の動きは雇用などの面も含め、英国経済にとって深刻な打撃となる可能性もあります。

今後の展開ですが、為替の動きについてはまだしばらく警戒が必要で、発表されるニュースや要人発言には注意が必要です。安定運用をお求めの方は株式会社プレミアバンクにご相談ください。一人一人にあわせた最適なお話ができます。


カテゴリー: 真山 壮

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株式会社プレミアバンク - 2016年6月28日

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