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唐仁原洋介:選択肢の増える資産運用「トヨタの新型株」の特徴

皆さんこんにちは。
株式会社プレミアバンクコンサルティング事業部の唐仁原です。

先日は「ラップ口座」についてお伝えしましたが、今回の話題は「トヨタの新型株」についてです。

実質的に元本保証の仕組みを取り入れた個人投資家向け新型株「AA型種類株」についてですが、メリットとデメリットを簡単にまとめていこうと思います。

既存の上場株との違いについて

この新型株の事を知るときに、まず比較対象として出てくるのが「トヨタの普通株(上場株)」です。
ご存知の方が多いかと思いますが、こちらは東証1部に上場していて日々株価が変動しています。大きく上がることもあれば、大きく下がることももちろんあり得ます。

いつでも好きな時に売買することが出来て、例えば急な出費が出来ても持ち株を売却することにより、ある程度は対応できます。この上場株の年間予想配当利回りは2~3%(現時点)程度です。

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一方「AA型種類株」ですが、こちらは未上場株です。そのため一番の特徴は「5年間売却は出来ない」という点です。
この5年のうちにもし急な出費があったとしても売却は出来ませんので、本当に使わない余裕資金でしか運用は考えられません。

利回りは
1年目 0.5%
2年目 1.0%
3年目 1.5%
4年目 2.0%
5年目以降は2.5%
です。

銀行の定期預金などと比べるととてもいい利回りですね。

5年後には実質元本保証の仕組みが出来ている

世間で噂になっている「実質的な元本保証」という仕組みはどのように成り立っているのでしょうか?その部分について触れていこうと思います。

この新型株の第1回の発行価格は10,598円と、上場株の約30%高い金額で売り出されました。この金額と5年後のトヨタの上場株との差額がポイントとなってきます。

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新型株を購入して5年間しっかり持っていたとします。
その時点で新型株の購入価格が上場株よりの価格よりも低かった場合、つまり上場株の価格が現時点よりも大きく上がっていた場合、新型株は上場株に転換することができます。上場株になれば株式市場で売却することが出来ますので、売買益を得ることが可能になります。

逆に新型株の価格が上場株の価格より高かった場合、上場株の価格が今よりの下がっていたりもしくはあまり変わらなかった場合には、新型株は発行価格にてトヨタが買い取ってくれるという仕組みです。

つまり5年後には最低でも発行価格で買い取ってもらえて、うまくいけば売買益まで取れてしまうという優れものなわけです。

しかし、この新型株は万が一「トヨタ倒産!」なんていうことになってしまうと紙屑になってしまいますので、完全な元本保証型の商品と言うわけではないのも事実です。

この新型株はとても人気があり、第1回の発行では買いたくても買えなかった人も多数いたとのことです。ちなみに第2回以降の株式発行については今のところは未定となっています。

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株式会社プレミアバンクでは元本保護型に特化したホームページ「元本保護型.com」を運営しています。
普段から運用商品の仕組みを知っておくことにより、今後の資産運用をより有利に進めることが出来ます。ぜひご参考にして下さい。


カテゴリー: 真山 壮

admin

株式会社プレミアバンク - 2015年8月24日

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