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岸本 国雄:投資リバランスってなに?

皆様、こんにちは。コンサルティング事業部の岸本です。ギリシャ情勢が混迷を深め、中国株も不安定な動きが続く中、株式をこのまま持ち続けるかどうかは判断に迷うところです。

そこで、判断の材料になるのがリバランス(資産配分の再調整)という考え方です。リバランスの本来の目的は「想定したリスクの水準に戻すこと」です。株は値動きが大きく、値上がりで比率が高まると、資産全体のリスクも高まります。

高くなった株式などの資産の比率を減らし、比率の下がった債権などの資産を買い増して元の配分に戻す、という方法で、長期的に成績の向上につながりやすいのが特徴です。

リバランスの手法は主に2つです。1年ごとなど定期的に実施する方法と、基本とする配分比率から実際の配分比率が一定以上に乖離したときに実施する方法です。いずれにしても、あまり小刻みにするよりも、1か月より1年、5%乖離よりは10%乖離したら、という方が成績はいいようです。

リバランスの前提は、「基本となる投資配分比率をどう設定するか」ということと、「決めたらルールは守る」ということです。リバランスの考え方は、一時の感情に惑わされずに基本の配分比率に戻すため、一部だけを売ればいいということです。

リーマンショック後の2009年、多くの企業年金はさらに下がってしまうという不安から、「株は買えない」としてリバランスをためらった結果、その後の株価回復局面についていけなかったようです。今後も米国利上げなど様々な要因で大きく動くことがありますので、怖がらずにリバランスを実行しましょう。

 


カテゴリー: 岸本 国雄

admin

株式会社プレミアバンク - 2015年7月31日

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